歩行状態の見える化で入居者の楽しみができ、ご家族への安心感が増大 | 株式会社ダイフク サービス付き高齢者向け住宅 たなごころ竹城台

〒590-0104 堺市南区土佐屋台1356-1
https://daifuku-osaka.com/-
施設長
有住さま
-
D-PLUS訪問看護ステーション 理学療法士(たなごころ竹城台担当セラピスト)
高宮さま
入居者とご家族に欠かせないツールに、皆さまの満足度向上に
たなごころ竹城台はどのような特徴がある事業所ですか?
今までの温かい掌(てのひら)を大事にしていきながら、AIと掌での安心の施設運営を提供するサービス付き高齢者向け住宅です。より低価格で高品質なケアを提供することを理念として、大切なお客様が安心して自分らしい生活を過ごすために、「確かな技術・確かな知識・確かな想い」の3つの方面から徹底的にサポートさせていただきながら、本当の意味で寄り添うことができるケアを目指しています。
CareWiz トルトを導入した背景について教えてください。
導入の決め手は大きく2点ありました。まず1点目は、誰でも簡単に正確な歩行評価をすることができるようになる点です。弊社においては、従来の方法では専門知識を持った理学療法士以外のスタッフが歩行評価を行うことが難しく、また、評価結果が人の印象により左右されてしまうことがあるといった課題がありました。CareWiz トルトは、5メートルの歩行動画を撮影するだけで歩行分析AIが常にフラットな評価をしてくれるため、このような課題を解決できます。
2点目は、日々頑張ってくれている介護スタッフに、より明確かつポジティブなフィードバックができるようになる点です。介護スタッフのモチベーションを高く維持することは高品質なケアを提供するためにとても重要ですが、ケアの現場では介護スタッフがバーンアウト状態(燃え尽き症候群)になってしまうケースが少なくありません。その原因の一つとして、仕事の成果が目に見えづらいことが精神的・身体的な負担となってしまう点が挙げられますが、CareWiz トルトはご入居者様の改善効果の数値化を通じて介護スタッフの日々の仕事の成果を見える化できるため、その点も大きな魅力でした。
たなごころ竹城台では、どのようにCareWiz トルトを使っていますか?
ご入居者様やスタッフへのフィードバックに活用しています。具体的な例として、たなごころでは4施設中、3施設で理学療法士が監修した集団体操を毎週行なっていますが、定期的にCareWiz トルトによる歩行評価を実施して効果を数値化することで、運動を継続するためのモチベーションにもつながれば良いなという思いがあります。まずは竹城台で成功事例を作ることで、今後、他の施設にも波及していければと思っています。

CareWiz トルトを導入してどのような変化がありましたか?
ご入居者様やご家族の方の満足度向上に効果があったと実感しています。CareWiz トルトの解析結果(コミュニケーションシート)は私たち施設側にとって、日々提供しているサービスの価値を見える化できる良いツールとなっていますが、同時に、普段なかなか直接会うことが難しいご家族の方が、ご入居者様の元気な状態を知ることができる大切なツールにもなっています。そして何より、CareWiz トルトによる歩行の評価テスト自体がご入居者様にとって一つの楽しみにもなっています。4月の介護報酬改定の影響で業務が立て込んでしまい、歩行の評価テストが1ヶ月後ろ倒しになった際には、ご入居者様から「撮ってくれるのを待ってた」というお言葉をいただいたこともありました。CareWiz トルトの導入により新しい楽しみが増えただけでなく、その結果をご入居者様からご家族の方に共有していただくことで喜びや安心が生まれ、満足度向上に繋がっていると思います。

今後取り組みたいことを教えてください。
歩行の評価をケアスタッフにどんどん任せていきたいと思っています。導入の決め手の部分でもお話ししましたが、CareWiz トルトの導入にあたっては、日々頑張ってくれているスタッフを目に見える形でもっと評価してあげたいという強い思いがありました。各スタッフがCareWiz トルトによる歩行評価を行うことができれば、日々の仕事により自信を持ってもらえるのではないかと考えており、CareWiz トルトの活用を通じて、ご入居者様が歩行評価を見て喜び、ご家族の皆様は安心し、それらを担うスタッフのモチベーションが向上するといった好循環を作っていきたいと思っています。
また、個人的な思いとしては、行政的な取り組みの中でも活用していきたいと思っています。誰でも簡単に日々の運動の効果を数字でわかりやすく評価できるCareWiz トルトは、介護予防の運動教室に通う元気高齢者の方々にとっても、運動を継続するための良いツールになるのではないでしょうか。
最後に、今後CareWiz トルトを知り合いの方におすすめするとしたら、一番のメリットは何とお伝えしますか?
誰でも簡単に歩行評価ができることだと思います。歩行評価のためのツールは他にもありますが、CareWiz トルトはセンサーやウエアラブル機器などの装着具が一切不要で、スマートフォンで5mの動画を撮影するだけで、2分後にはAIが解析結果を分かりやすいコミュニケーションシートにして教えてくれます。そして、コミュニケーションシートの内容は的確かつ伝わりやすい表記になっているので、そのままご入居者様やご家族の方へのフィードバックに使うことができるのも大きな魅力です。これまで歩行評価は専門知識や経験が必要不可欠なものでしたが、CareWiz トルトは理学療法士以外の人でも簡単に正確な歩行評価ができるツールなので、怖がらずに使って欲しいと思います。