曖昧だった身体評価基準の標準化に貢献! | 有限会社日本福祉介護サービス・すずかぜ

介護業界では難しかった“可視化”が、ご家族の理解向上にも繋がっています
小規模多機能型居宅介護すずかぜはどのような特徴がある事業所ですか?
当事業所は、住み慣れた地域で自分らしい生活をしていくことを目的としています。
お客様を囲むすべての関係者が役割を持つことにより、成り立つサービスだと考えています。
特に、機動力については自信があります。些細なケースでも、職員が1人ひとり思考を巡らせ、その日のうちに情報伝達、引継ぎを行うことで安心・安全を担保しております。
最大登録数が29名と限られた定員、エリアでの対応となります。当事業所に関わる全てのお客様にとっての幸せ、現状より1歩でも前に足を出せる様にと日々支援に取り組んでいます。
CareWiz トルトを導入した背景について教えてください。
CareWiz トルト導入前は、お客様の身体評価基準というものが曖昧で、サービス担当者会議等でも、足並みが合わず、“標準化”が難しいと感じていました。
そんな中、業務部長より、「AIを活用し、簡単に歩行分析が出来る“CareWiz トルト”っていうアプリがあるよ。話を聞いてみて欲しい。」と言われたのがきっかけでした。
それからカスタマーに向けた対応が早く、いつの間にか導入に至りました。
今では、お客様が歩いていると自然とスマホ・タブレットを用意し、撮影する習慣がついています。
小規模多機能型居宅介護すずかぜではCareWiz トルトをどのように使っていますか?
導入して約3ヶ月が経ちます。特段ルールは設けていませんが、データ蓄積が大切だと思っているので、お客様から撮影に対する拒否がなければ歩行動画を撮らせていただいています。そのため、新しく入ったスタッフも入職と同時にCareWiz トルトの存在を認識することができ、指導する側のスタッフの負担も軽減にも寄与していると感じています。
“CareWiz トルト”は、スマホ・タブレットに特化しており、「いつでも、誰でも、簡単」が揃っています。年齢を重ねた職員が、お客様と楽しそうに動画撮影をしている姿を見ていると、ICTツールを活用するハードルが低くてありがたいと感じます。
データ反映が早いというのも魅力です。お客様に撮影した動画データや解析結果を見ていただきながら説明すると、「あたしこんなに傾いていたの?今度から右側に気を付けてみる。」等、お客様自身が自らの歩行状態を自覚し、具体的に意識するポイントのイメージが出来るため、リハビリの専門職でなくても相談に乗ることができ、自信をもってコミュニケーションをとれることがうれしいです。
CareWiz トルトを導入してどのような変化がありましたか?
導入初期段階では、職員から難しそうと意見が出ましたが、実際に使ってみるといつの間にかスムーズに使えるようになっていたというのが、一番の驚きです。
大切なお客様を任せて下さったご家族、地域包括支援センター、居宅支援事業所の方に近況報告をする際に、介護業界では難しかった“可視化”が簡単に出来るようになったという変化に気づきました。
以前は事象に対して何枚も報告書を作り、情報共有をしていましたが、現在はタブレットを用い、CareWiz トルト内で作成された報告書があればより正確に、より詳細に報告が出来ています。
ご家族からは、解析結果が分かりやすく、「家族介護でも気を付けるポイントの理解が出来た。」等と介護理解がより深まった方もいらっしゃいます。
今後取り組みたいことを教えてください。
今後の取り組みとしては、データ量の蓄積をどう生かすかを定義化していく必要があると思っています。データ収集、評価、実行を繰り返し、“安心・安全を担保する介護”をする為のノウハウを事業所として作り上げ、残していきたいと考えています。
また、お客様が自身の状態を知り、振り返りをしていただくことは大切だと考えています。
短期スパンで撮影し、家族との連携を更に強化していくことで、自宅でも、施設でもお客様が自立に向かい取り組んでいただければ嬉しいと思っています。

今後CareWiz トルトを知り合いの方におすすめするとしたら、一番のメリットとして何とお伝えしますか?
カスタマー対応の早さが一番のメリットと考えています。事業所としての構想を具現化する為にも、大事なことです。
上述致しましたが、可視化出来ることで共通認識が生まれ、チームケアが容易になります。
サービス担当者会議等でも、可視化されたデータがあることで自信をもって意見を伝えることができます。目的がブレない利点もあります。
少しの努力で、成果が得やすいアプリだと私は思います。
トライアルが使えるようであれば、是非一度ご利用になり、試してほしいと思います。