「リハビリといえばここ」頼られる仕組みづくりをして売り上げが6倍に! | 社会福祉法人あかね会・通所リハビリステーションすこやか

〒341-0028 埼玉県三郷市南蓮沼字下沼330-4
https://www.sukoyaka-cl-misato.jp/tsuusho.html-
在宅サービス部門責任者(介護福祉士)
佐々木さま
すこやかはどのような特徴がある施設ですか
介護保険での通所リハビリを提供しています。
当事業所は、お客様を要支援と要介護で区別なく対応、定員数をイレギュラーに対応できるようにあえてMax人数よりも少し削減していること、お客様への対応力No.1で他事業所との差別化を図っている点が特徴です。そのため、お客様のためを考えると必要なコト・できることは全て対応していこうという考えにつなげています。
そうすることで“当たり前”の基準が上がり、必然と対応力が上がると考えています。ケアマネジャーにお褒めの言葉をいただく具体的な取り組みをいくつかご紹介します。
①送迎はドアtoドア
当事業所では必ずドアtoドアで送迎を行っているため、転倒リスクのあるご利用者さんでも安心して事業所を紹介できるとケアマネに好評です。加えて、自宅での簡単な介助も行っています。自宅の環境を見ることで、適したリハビリを行えますし、ご家族ともコミュニケーションを取ることができます。
②要支援・要介護区別なく施設内でサポート
当事業所では9割が要支援の方です。要支援の方も個別ケアを行うようにしており、要支援・要介護で区別なく対応するようにしています。
③長期欠席でも利用解約にしない
収益ベースによってよくご利用者さんが入院などで長期欠席されると利用解約にする事業所が多いかと思います。しかし、そのご利用者さんが復帰されたときケアマネジャーは再度事業所を探す必要があり、負担になります。そのため当事業所では、長期欠席でも利用解約にせず受け入れ体制を整えています。
すこやかがケアマネジャーから新規紹介を受けるために行っている取り組みを教えてください。
意識していることは、ケアマネジャーの業務負担が軽くなる動きを徹底し、ケアマネの敏腕補佐になるイメージで対応しています。
例えば作成したパンフレットを持参し、がむしゃらに営業を行い、報連相をできるだけ早くすることを行っています。特に新規利用依頼は、返答が遅いと良い印象を持たれないので、当日中に対応することを心がけています。ご利用者さんに関する報告も、変化や相談があればすぐ報告するようにし、それがケアマネからの信頼獲得につながっていると感じています。
ケアマネジャーから紹介を受ける中で心がけていることを教えてください。
当事業所では、自分たちで対応できるかどうかを選定して紹介を受けるようにしています。
疾患や症状を正確に把握できるかどうかを意識し、現状のスタッフのレベルを把握し対応できるか検討します。少しでも疑問点がある場合は担当ケアマネに確認するようにして負担がかからないようにしています。最終的には少しずつ職員のレベルが上がり受け入れる幅を増やしていくことが理想です。職員に負担をかける場合は、自分の知識等をしっかり磨いて説明し納得してもらうことが大事です。
CareWiz トルトを導入した背景について教えてください。
多職種による意見の違いを統一するために導入しました。お客様へのフィードバックを行っていくと、職種によって意見が分かれることがあります。特にリハビリ職などの専門職だと今までの経験などから主観が入りがちなので意見も全くバラバラでした。
特に歩行評価で一番意見が分かれる傾向にあったため、客観的データを用いることで意見が統一でき、データが施術や実践結果のエビデンスになる「CareWiz トルト」を導入しました。
すこやかではCareWiz トルトをどのように使っていますか?
歩行状態の観察に加えて、事業所の差別化としても活用しています。近隣事業所でCareWiz トルトを導入している事業所はないと認識しているため、他にはない事業所の武器としてCareWiz トルトを紹介しています。特に新規で接点を持つケアマネジャーには、興味を持っていただける傾向にあり、見える化ができるツールとして営業の際にCareWiz トルトを使用するようにしています。
また月一回のケアマネジャーへの報告会でも、CareWiz トルトの評価シートを用いて報告しケアマネジャーに確認してもらうようにしています。
また、利用者見学の際にも必ずCareWiz トルトを使用しています。

CareWiz トルトを導入してどのように変化がありましたか?
利用者見学時に活用することで、新規利用者様の獲得に繋がっています。CareWiz トルトで利用者さんの初期評価を行い、歩行状態を必ず把握しています。CareWiz トルトを活用することでリハビリが大前提と再確認することができ、ご利用者さんと施設の目的をすり合わせることができます。
さらに、スタッフの意識の向上および利用者満足度向上につながっていると感じています。CareWiz トルトの結果をスタッフ間で共有することで意見の統一ができ、職員全体で同じ方向性を向くことができました。事業所として掲げている“当たり前”の基準も上がり満足度向上にもつながっています。
満足度が上がると、必然的に何かあればすぐ事業所に報告していただけるようになります。その情報をケアマネジャーに、我々から報告することでケアマネジャーからの信頼獲得にもつながります。その結果、新規利用者様の紹介数も増え、売り上げを6倍向上させる結果にもつながりました。

今後取り組みたいことを教えて下さい。
今後は訪問リハを展開していく予定なので、そちらでの初期評価に利用したいと思っています。
また、地域で取り組んでいる「元気塾」という介護予防の教室があり地域の方と一緒になり、一般の方の歩行評価をし、少しでも地域住民の皆様の健康に役に立てればと思っています。ご本人はちゃんとした歩行が出来ていると思っていても、CareWiz トルトを利用する事で、歩行状態の「見える化」ができ、わかりやすい情報で、異常の早期発見にも繋がると思います。
最後に、今後CareWiz トルトを知り合いの方におすすめするとしたら、一番のメリットはなんとお伝えしますか?
単純明快で専門職でなくても初期評価が出来るのが最大のメリットです。またCareWiz トルトを使用する側にとっても勉強材料になります。
どこが悪いのか、どのような姿勢で歩行しているか等を理解する事で、疾患の特徴を理解し対応方法をある程度固める事が出来ます。介護職は医療知識、リハビリ知識は不足気味なので、知らない事を自分で知る事が出来るツールにも一役買うと思います。また専門職としては意見のぶつかりを防ぎ、客観的な意見の交換がスムーズにおこなう事が出来ます。