セラピストの業務負担軽減に成功! | 医療法人啓和会・啓和会健康クラブ

分析・記録・プログラム立案までの一連の業務を分担し、効率改善に繋がっています
医療法人啓和会はどのような特徴がある法人ですか?
医療法人啓和会は、昭和58年に整形外科を開業以来、地域に密着した医療と介護の包括的なサービスをご提供しています。医療部門の「野末整形外科歯科内科」を中核に、高齢者や認知症の方が自立した生活を送れるようサポートする「デイサービスセンター」や「通所リハビリテーション」「訪問-診療・看護・リハビリ・介護」、また施設サービスとして看護や介護サービスを提供する「グループホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」など、“医療と介護の合体”により、あらゆるニーズにお応えする地域総合医療、介護サービス体制を確立しています。
CareWiz トルトを導入した背景について教えてください。
当事業所は午前・午後で分かれており、短時間で多数の方がご利用する事業所ですが、一人のセラピストが身体機能評価、アセスメントをしなければならず、セラピストの負担が大きい状態でした。そのため、直接的な個別指導を全員に行えないこともあり、評価内容が不十分ではないかと感じることがあっても時間がかけられず、質が高く満足のいくサービス提供ができている自信がもてませんでした。
その為、動画を撮るだけで分析、記録、プログラム立案までできるということに惹かれ導入をすることになりました。
医療法人啓和会ではCareWiz トルトをどのように使っていますか?
3か月に1回行っている体力測定に合わせて実施しています。帰りの会など、ご利用者様が全員いる所で、まずは評価用紙の見方を説明します。
また、テーブルに自主トレーニング表を置いておき、ご自身で自分にあったトレーニング用紙をとっていってもらいます。
そうすることで、自身で結果をみて終わるだけではなく、利用者様同士で結果はどうだったか、自分のトレーニングはどうだったかなど、結果を見せ合ったり、感想を言い合ったりするなどの交流が生まれています。
また、セラピストから個別に話す時間も設け、自主トレーニング以外にも事業所内のマシーンでは、どのマシーンの運動が適しているか、また、体操の時に自主トレーニングメニューをやってみるなど、結果をサービスの中にも組み込み、活かすようにしています。
また、CareWiz トルトのおすすめトレーニングメニューは個別機能訓練計画書にも反映し、計画書とともにCareWiz トルトの結果の用紙もケアマネージャー様にもお渡しするようにしました。
CareWiz トルトを導入してどのような変化がありましたか?
CareWiz トルトを導入して得られた成果としては、大きく分けて3つありました。
① 業務効率改善
CareWiz トルトの利用で撮影・分析・おすすめの運動の提案・かつ自主トレーニング表までの一連の業務が短時間でできるようになりました。セラピストしかできなかった歩行分析が、介護職など誰でも行えるようになったため、業務分担ができるようになりました。
② ご利用者様の意欲向上
結果に対して、しっかりフィードバックする機会を設けることで、次回、より良い結果になりたいという意欲が出るようになりました。
③ 外部からご好評の声
ケアマネージャー様やご家族様から、ご利用者様の現状だけでなく、経時的な変化も見られるということでご好評いただいております。また、ご家族と結果について話す機会ができたといったお話もよく聞かれるようになりました。
今後取り組みたいことを教えてください。
動画でのフィードバックをして、歩行改善するために生活の中で自ら意識して歩行やトレーニングをしていけるように指導していき、もっとご利用者様の身体機能の改善に活用していきたいと思います。
また、見学や体験をしに来てくださった方にも実施したり、地域の方向けの体力測定会や地域包括支援センターとの共同イベントなどで活用することで、広報活動への利用もしていきたいと思っています。
今後CareWiz トルトを知り合いの方におすすめするとしたら、一番のメリットとして何とお伝えしますか?
動画を撮るだけで簡単に分析、記録、プログラム立案までできることが大きなメリットとして感じますが、分析も細かいところまで正確にできていて、結果の用紙の見やすさ、わかりやすさの質も高いことが最後の決め手になっています。
業務の効率化だけでなく、サービスの質の向上に役立つものなのでおすすめです。