PT1人でも50名全員を正確に把握! 歩行分析による経時比較で利用者様のデイサービス増回を成功! | 医療法人社団福寿会・かわせみデイサービスセンター

〒125-0042 東京都葛飾区金町3-49-2 池田ビル1F
https://www.fukujukaigr.or.jp/shisetsu/k_kawasemi.html-
理学療法士
高橋さま
かわせみデイサービスセンターはどのような特徴がある事業所ですか?
当事業所は定員35名で、1日7~8時間の利用時間を提供するデイサービスです。理学療法士を主体とした機能訓練に力を入れており、月に数日期間を設けて集団で運動を行い、普段歩かない方もデイサービス内でなるべく歩くように歩行訓練を実施しています。現在登録されている方は50名前後で、皆さんが集団で楽しく訓練に取り組んでいます。
CareWiz トルトを導入した背景について教えてください。
当事業所では歩行を中心とした機能訓練に力を入れていますが、50名前後のご利用者様に対して理学療法士は私1人で、全員の歩行状態を評価できるか、見落としがないかという懸念がありました。
そこでCareWiz トルトを知り、簡単かつ分かりやすい歩行評価ができる点に魅力を感じました。CareWiz トルトはご利用者様が歩いている様子を撮影するだけで簡単に解析ができ、動画も保存できるため、過去の動画と比較しやすく、1人の理学療法士でもご利用者様の状態を把握できます。また、解析結果を示す際に骨格座標で表されるため、ご利用者様や家族に分かりやすく説明できる点も魅力です。さらに、CareWiz トルトは場所を取らず、必要な機器も少ないため、導入の決め手となりました。

かわせみデイサービスセンターではCareWiz トルトをどのように使っていますか?
月に1回、機能訓練の時間を利用して撮影期間を設け、CareWiz トルトでご利用者様の歩行を撮影しています。撮影後はできるだけ早く動画をアップロードし、解析結果をご利用者様や家族にフィードバックします。家族には動画をメールで送り、確認してもらっています。また、解析された短い歩行動画と共に、立ち上がりからの長めの歩行動画も共有し、具体的なアドバイスを伝えることも実施しています。

CareWiz トルトを導入してかわせみデイサービスセンターではどのような変化がありましたか?
PT1人で50名前後を対応していたため、CareWiz トルトの導入で歩行評価が非常に行いやすくなったと実感しています。人数が多いと変化もなかなか気づきにくいこともありますが、CareWiz トルトは過去の歩行分析結果や動画で比較できるため、変化にもしっかりと気づけるようになりました。変化していなくても、きちんと維持できていることをご利用者様に解析結果を通して客観的に説明できるのでありがたいです。
予想していなかった嬉しい誤算ですが、転倒後に回復して歩けるようになったご利用者様がいらっしゃったのですが、CareWiz トルトで解析すると実はあまり歩行状態は回復していないことに気づきました。まだまだ転倒リスクがあることがわかったので、スタッフやご家族に解析結果を共有し、引き続き気を付ける必要があると理解することができました。
反対に歩行状態は回復しているけれど家での活動量が低下しているご利用者様もいらっしゃいました。CareWiz トルトで解析すると歩行状態は改善しているのに、家のベッドでずっと過ごされているためもったいないと感じ、ケアマネジャーさんに回復されていることを解析結果とともに報告しました。結果、デイサービスのご利用回数が増えることに繋がりました。

CareWiz トルトを導入してご利用者様にはどのような変化がありましたか?
動画共有機能を活用することで、ご利用者様や家族が歩行状態を客観的に把握できるようになり、喜んでいただけることが増えました。ご利用者様自身も、自分の歩行姿を見ることで刺激を受けると同時に、歩行の改善点を客観的に理解し、意識的に取り組むようになりました。

今後取り組みたいことを教えてください。
歩行分析に限らず、その他の動画もCareWiz トルトにアップロードしてご家族さんに送付できることが分かったので、最近では食事動作が気になる方に施設内でどのように食事を召し上がっているのか動画で撮影して送付しています。
同様の理由でイベント時の様子や作業活動時の様子なども動画にして送る事ができれば、デイサービスでどのように生活しているのか動画で見て確認ができるので、ご家族さんに安心してご利用を継続して頂けるのではないかと考えています。
なので、様々な場面で積極的に撮影を試みて、許可が頂ければご家族さんに送信したいと思っています。

今後CareWiz トルトを知り合いの方におすすめするとしたら、一番のメリットとして何とお伝えしますか?
目から得られる情報を共有できる点です。
歩行分析にしても、その他のADL動作にしても、動画を撮影し、その動画を共有できる部分は非常にメリットだと思います。
口頭でいくら伝えても、伝わり切らない部分は多々ありますが、目から情報を得る動画を共有して伝えれば分かりやすくなります。ご家族さんとのコミュニケーションも図りやすくなり、ケアマネジャーさんへのアプローチにも繋がりやすくなると思います。