トルトを活用した取り組みを全面的に紹介し、ケアマネジャーからの紹介が増加! | 株式会社メガ サバティ神奈川秦野中井店

分析結果をもとに、どのスタッフでもご利用者様の状態を把握し、具体的かつ適切な声掛けができる取り組み!
サバティ神奈川秦野中井店はどのような特徴がある法人/施設ですか?
ご利用者様の約8割が男性を占める特徴的な事業所です。「出かけたくない。」「何もしたくない。」と感じる男性利用者様をご紹介していただくことが多く、ケアマネジャーからはちょっと変わった事業所という風に言われることもあります。また、他の事業所では利用が続かなかった方やそもそもデイサービスに行きたくないという方もケアマネジャーから紹介していただくことが多いです。
そして、見学される皆さんに驚かれるのですが、当事業所ではそんなちょっとやる気のなかった男性利用者様でも多くの方が元気よく体操やリハビリを行っています。
スタッフのチームワークも良く、元気な声掛けや笑顔を絶やさない意識を全体で行うことで、事業所の居心地も利用者様にとって良くなりますし、皆さんが楽しみに当事業所に足を運んでくれます。事業所全体としても、介護を提供するのではなく「利用者様に充実した楽しい時間を過ごしてもらうことで、心と身体が元気になる」ことを意識しているので、ご利用者様にとっても居心地のよい場所だと感じて頂けているのではないでしょうか。
CareWiz トルトを導入した背景について教えてください。
以前はマシーンを使用した運動を行った後、体力測定の結果を紙で出力していました。しかし、ご利用者様の状態をスタッフ全体で共有・把握したいと思い、CareWiz トルトを導入することにしました。
CareWiz トルトを導入した結果、歩行動画やAIによる分析結果をご本人様が直接確認することができるようになりました。加えて、ケアマネジャーにも分析結果をお渡しすることによって、より詳細にご利用者様の歩行状態について伝えられるため、事業所としても良い評価を頂くことが増えました。ケアマネジャーはご利用者様の実際の歩行状態を確認する機会があまり無いため、CareWiz トルトの動画機能は特に好評です。また、過去の歩行状態と比較したものをグラフ化してもらえるため、変化が分かりやすくどのように改善していけばいいのかの計画が立てやすいです。

サバティ神奈川秦野中井店ではCareWiz トルトをどのように使っていますか?
ご利用者様に関わる方々が集まるサービス担当者会議などにデータを持っていっています。 ご利用者様の歩行状態をCareWiz トルトを通じて報告することにより、ケアマネジャーへの情報共有にもなります。また、動画や分析結果を基にし、ケアマネジャーからご利用者様への声掛けのツールにもなっていると感じます。
ご利用者様に対しては、CareWiz トルトの歩行分析結果を手渡し+スタッフが一言コメントするようにしています。自身の歩行状態を動画で見る機会はあまりないですから、ご利用者様にとっても新しい発見がありますし、私たちスタッフとのコミュニケーションのツールにもなっています。
また、スタッフ皆でご利用者様の身体能力を把握するために、バインダーで分析結果をまとめるようにしています。付箋で「ふらつきが改善しているので褒めてください。」などコメントを共有することで、どのスタッフでもご利用者様の状態を把握し、適切な声掛けができるよう取り組んでいます。

CareWiz トルトを導入してどのような変化がありましたか?
ご利用者様自身の歩行状態を客観的に見ることができるので、歩行に対する意識が変化したように感じます。
スタッフとしても、歩行分析結果をもとに具体的な声掛けを行ったり、トレーニング内容を分析結果に応じて変えたりするようになりました。例えば、良い結果が出た方に対しては、「今度は下肢筋力をもっと鍛えましょうか!」と声掛けすると、よりやる気が出ますよね。「ふらつき」が良くなければ体幹のトレーニングを行ったりと、CareWiz トルトの分析結果を踏まえたトレーニングを提案すれば、ご利用者様も納得して取り組んでいただけます。
また、当事業所では月間で事業所の取り組みなどを記載する「サバティ新聞」を作成しているのですが、「今月のCareWiz トルトMVP」というコーナーを新しく作りました。CareWiz トルトによって歩行状態が良くなった方を毎月2名ご紹介しています。このコーナーはご家族の方にも好評で、直接お声掛けする以上にご利用者様のやる気につながりやすいと感じています。
このようなCareWiz トルトを活用した取り組みがきっかけで、男性の方のご紹介が増えたとも感じています。当事業所ではCareWiz トルトを使用したリハビリを全面にご紹介しています。CareWiz トルトですぐに結果が確認できるのは、男性利用者様にとってもやる気につながりやすく、ケアマネジャーからも紹介しやすいとのお声をいただいています。

今後取り組みたいことを教えて下さい。
CareWiz トルトの動画共有機能を活用して、ケアマネジャーに歩行動画をメールで報告したいと考えています。サービス担当者会議で歩行動画を実際にケアマネジャーに見ていただくと非常に好評ですし、メールで送信できればより効率的に情報共有ができますよね。最近は、ペーパーレスの居宅介護支援事業所も増えているので、この機能は積極的に活用していきたいです。
また、入院などでサービス利用を再開するご利用者様や新規のご利用者様に対して、事前にCareWiz トルトで歩行分析をする仕組みも整えていく予定です。リハビリ再開前やサービスの利用前に、事前にスタッフ全体で動画を確認することで、その方の身体能力について認識を全員が合わせることができ、個別支援の方向性を全体で考えることができます。
今後CareWiz トルトを知り合いの方におすすめするとしたら、一番のメリットとして何とお伝えしますか?
CareWiz トルトの一番のメリットは書面では伝わりづらいご利用者様の肉体状態を写真やデータが数値化されたグラフで見やすい点です。
分析結果に応じて必要な8種類のトレーニングの中からAIがおすすめする「改善ポイント」の資料を作成してくれるため、その資料を見るだけでご利用者様の歩き方の現状が分かり、ご本人様も資料を見て「もっとトレーニングを頑張る!」等のモチベーションの向上に繋がっているので CareWiz トルトを利用して良かったと感じています。
また、「改善ポイント」の情報はご利用者様だけではなくスタッフでも有効活用し、「改善ポイント」の内容によってマシーンを使った運動の負荷の設定や指導方法に役立てています。その結果、無駄のない効率の良い機能回復に繋がっています。